新年はリモート実験から

投稿者: | 2021年1月10日

1月8日(金)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、7日には1都3県に緊急事態宣言が出て、関西でも発出の要請がされるなど不穏な雰囲気の中、3学期が始まりました。まだまだコロナ禍から抜けられそうにない2021年ですが、そんな中だからこそ、ますます放送部の仕事は増え、存在価値が高まるとも言えます。ただし、リモート対応など新しいやり方を研究する必要が生じてきています。遅れてはいますが昨年末からヒガハリ放送部もその研究に取り組み始めました。今年はオンラインで他県の放送部の皆さんとも合同練習ができればいいなと思っています。ぜひ、よろしくお願いします。

始業式は今回も放送室から放送で行いました。マイクを3本立て、距離をとって放送するというスタイルにも慣れてきました。司会の放送部員のほか、調整室側にも放送部員が2名いて、マイクの音量調整をしたり、校歌やBGMを流しています。

1月9日(土)

卒業式や弁論大会など今学期の行事をリモートで行う実験を冬休み中から始めています。タブレットで撮影するのは簡単かもしれませんが、固定した映像しかとれません。放送部の複数のカメラを使って、いろいろなシーンをスイッチャーで切り換えながら臨場感のある映像を送り出したいものですよね。もちろん三脚を使うので手ぶれもなく、ズームイン、ズームアウトも自由自在です。また、タブレットの一番の問題は音声で、マイクを使わなければ音質はかなりひどいものになります。いくらリモートであっても、司会者や弁士の前にはマイクを設置し、それをミキサーで音量調整した音声を送りたいですよね。と、言うのは簡単なのですが、これが相当難しく、いろいろなところで苦戦しています。6日には、HDMIコードとデジタルスイッチャーを使った実験を、9日にはアナログのスイッチャーを使った実験を行いました。視聴覚室に配置した複数のカメラとマイクの映像・音声をスイッチャー・ミキサー経由でノートPCに入れ、MicrosoftTeamsを使用して教室のタブレットへ送り、プロジェクターで投影して映像・音声が出れば合格です。試行錯誤を繰り返し、まだはっきりしない点や工夫の必要な点はたくさんあるのですが、一応実験は成功しました。


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