7月15日(木)
新型コロナウイルス感染予防のため中止になった豊饒祭の代替行事として、文化部発表会をリモートで実施しました。言うのは簡単ですが、やるのは超難しい・・・苦労の連続でした。
苦労その1 まず各文化部にはそれぞれ20分程度で発表の様子を収録してもらって提出してもらいます。受け取った放送部がそれをDVDに焼くのですが、いくつかの部の形式がWindowsでは読み取れない形式だったりして、そもそもPCで読み取ることができません。何回も提出し直してもらったり苦労をおかけしました。他の部のみなさんは映像の形式とかに慣れていませんので無理ありません。生徒支援部や情報の先生にも助けていただき、最終的には映像だけ表示されるファイルと音声だけ表示されるファイルを改めて編集し直してDVDにした部もありました。
苦労その2 これまでは3年生がリモートの配線などをやっていたので、1,2年生だけでリモート行事をするのは初めてです。顧問もまだまだ不慣れで、しばらく間が開くとやり方も忘れてしまっています。期末テストが終わったらさっそく特訓しなければ、と思っていたら、まさかの2日連続大雨警報で部活ができず、大慌て。土曜日は一応活動できたのですが、長いテスト休みをはさんでいたため、18日に行われるイベントの準備、球技大会や学校説明会の役割分担、夏休みのスケジュールなども決めねばならず、文化部発表会の準備には2時間程度しかさくことができませんでした。そんな中、1年生の配信対策特別チームを結成し、1から勉強してもらいました。まだまだ練習不足で不安が残る前日の水曜日、またまた大雨。警報で「早く帰りなさい」と言われそうと思い、予定より早めに設営にとりかかりましたが、まだつなぎ終わる前に「早く帰りなさい」の放送が・・・ほら、やっぱり!あとは天に任せるしかない。配信チームは翌朝早めに集合することにして解散しました。
苦労その3 朝早くからリハーサルを行い、3年生も含め多くの部員が各教室を走り回って接続確認をし、なんとか全クラスつながったと思ったのですが・・・今度は音が出ないというトラブルが複数。こちらにもわからないリモートならではの不具合もあり、慣れないスイッチャー操作のミスもあり、約30分ほどスタートが遅れてしまいましたが、幸いにもその後は無事に流すことができました。教室で見ていた生徒のみなさん、最初、うまくいかなくて申し訳ありませんでした。
※今回カメラは2カメ、司会者とゲストをそれぞれうつします。これにDVDプレーヤーと3つの映像をスイッチャーで切り換えていました。音声は2本のマイクとDVDプレーヤーの音をミキサーに入れて調整しました。それ以外にもキャプチャーボードやモニターテレビなどかなり複雑な配線で頑張りました。写真はその頑張りの一端です!
7月17日(土)
全国大会オンライン発表のズームチェックが行われました。研究発表チームに加え、先日結成した1年生の配信チームにも来てもらい、ちゃんとつながっているかのチェックを受けました。練習ではあったのですが、同じ画面に、宮城・山形・埼玉・東京・三重・石川のみなさんがいて、なんだか嬉しい気持ちになりました。本当は直接お会いしたかったのですが・・・本番は7月26日(月)に、今回と同様の形式で行われます。