46回生卒業式

投稿者: | 2022年3月1日

3月1日(火)

46回生の卒業式が盛大に行われました。コロナ禍の卒業式は3回目、今年も在校生は各クラスの委員長と生徒会役員の出席のみでしたが、放送部は、賞状授与式も予行も、今日の本番も、もちろんフル参加。在校生みんなの思いを代表して、式典に臨みました。顧問からは、「放送部員はたんに出席するだけではなく、自分の手で音楽をかけたり、映像を撮したりして式典を盛り上げる役目を担うことができる。緊張するけど校内で一番やりがいのある仕事」と激励しました。そして、その言葉通り、2日間ノーミスで式典に花を添えることができたと思います。みなさん、お疲れ様でした。

※下は体育館舞台袖特設の放送席です。右奥の音響席では、マイクの音量調節、音楽の再生などを行っています。今年は入場曲「ビバルデイ四季より春」、国歌、式歌(仰げば尊し、蛍の光)、校歌、退場曲「Dish 沈丁花」と、校長式辞の合間には「クリスハート 幸せを見つけられるように」を流しました。本来はピアノ伴奏にあわせて生徒が歌うところもすべてCDなので、結構忙しいです。

そして左側は映像席。舞台両側と2F、計3台のカメラから送られてくる映像をスイッチャーで切り換えたものを、保護者席前にある2つのスクリーンに投影しています。後方からは見られない、卒業生の正面からのアップの映像をお届けしました。また、開始前にはDVDデッキから過去の映像も流しました。そして、スイッチャーからくる映像と、2Fの集音マイク、音響アンプからくる音をミキシングして、PCに同時録画もしていきます。

機材の片付けを終え、13時からは放送部のお別れ会を行いました。1,2年生はテスト中でもあり、コロナのことも考慮して、短時間の設定でしたが、後輩から先輩へお礼の挨拶をしたり、花束やプレゼントを渡し、別れを惜しみました。顧問からもこれまでの活動記録メディアをプレゼントしました。また、卒業生からは記念品として三脚を入れるケースなどをいただきました。

 

そして最後は恒例の写真撮影。ただ、午後から雨が降り出したため、例年のように正門の看板前ではなく、慣れ親しんだ視聴覚室での撮影会でした。46回生のみなさん、2年生からの2年間はコロナに泣かされましたが、最後まで放送部の活動を楽しみ、アナウンスや番組制作はもちろん、ちょっとした行事(映像配信とか、たんなるコード巻きまで)も一生懸命やってくれました。どんな活動だって長い間には、うまくいかないことやしんどいことも絶対あります。でも、そこでやめてしまったら後には何も残らない。しばらくは楽になるかもしれないけれど、結果としては後悔の気持ちばかりが残るのです。その点、みなさんは、最後まで頑張って活動を続けたという自信を、今日、しっかりと持てたのではないでしょうか。すぐに目に見える形で現れなくても、この3年間の歩みが役に立つ日が必ず来ると思います。ぜひ放送部で学んだスキルをいかして、それぞれの新たな道で活躍してください。きっと「できる奴」って言われるようになると思いますよ。これまで一緒に活動をしてくれてありがとう。本当に楽しい3年間でした!卒業おめでとうございます。

3月6日(日)

拉致問題に関する教材ビデオについて、ナレーション録音や一部ドラマの撮りなおしため、神戸市のスタジオを訪れました。本格的なスタジオセットの中、なんとか無事に収録を終え、クランクアップとなりました。あとは完成を楽しみに待ちたいと思います。スタッフのみなさま、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

3月8日(火)

昨日と今日は球技大会です。放送部はもちろん、朝から機材の準備です。みんなが集まる30分前にはグラウンドにCDデッキやマイクの準備をする。すると、生徒達が集まった時はまるで、最初からマイクがそこにあったように思う。行事が終わったら知らない間に片付けられている。よほど関心がないと、他の生徒はそのことに気づかないかもしれません。でも気づかないくらい自然にできることが重要なのです。もうみんな集まっているのに準備が間に合っていないとか、式が始まっても音が鳴らないとかトラブルがあると、意識させることになってしまいますから。実は、機材というのは機嫌をとるのが大変で、この日も準備段階ではすぐに音が鳴りませんでした。単純な接続ミスの時もあるし、長い間使っていない事による接触不良などいろいろあるのです。ようやく正常に鳴りだしたら、部員が散らばって音量チェックをして準備完了です。その後で、生徒がグラウンドに集まってくるので、誰もマイクやCDの音が鳴ることに、何の疑問ももっていないと思います。実はこれが理想の状態で、これを私たちは「放送部の魔法」と呼んでいます。でも、学期末や学期はじめは、毎日のように行事があるから、本当はそのたびに放送部員が早めに集合して魔法をかけている、ということをちょっとは知っておいてくれると嬉しいです。


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